こんにちは、断捨離を始めて3ヶ月が経ちました、ゆみきーちです(・∀・)つ
断捨離をすると「運気が上がる」「開運する」ということが頻繁に言われていますが、なぜそう言われているのでしょうか?今回は実際に断捨離に挑戦してみた結果、自分に起こった変化、論理的効果についてお話ししたいと思います。
★この記事を読むことで、なぜ断捨離が心理的、経済的、またスピリチュアルにも前向きな効果があると言われているのかが分かります。
今回の片付け方法は、やましたひでこ先生が提唱する断捨離と、近藤まりえさん考案のこんまりメソットのコンビネーションで進めていきました。
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とにかく新鮮な気持ちになれる
それはそうでしょう!とツッコミが入りそうですが、笑。ではなぜ新鮮な気持ちになれるのでしょうか?それは以下の5つの理由です。
1. ボロボロなもの、気に入らなくなった物が自分の視界からなくなる
古びてしまったものを、なんとなく捨てる勇気が無くて、使い続けてしまっていませんか?他人から指摘されてようやくそのボロさにハッと気が付くようなこと、ありますよね。断捨離の際、時折客観的な視点をもらうことも有効です。
また、それぞれのものには様々な思い入れが宿るもの。もちろん、いい思い出も悪い思い出も。「これを見るとあの時の苦い経験が思い出される…。」というものがあれば捨ててしまいましょう。そうすることでいちいち嫌な思いを思い出すことが激減して、とんでもなくスッキリします!
▶︎私の場合、足のサイズが大きい為、”簡単に自分に合った靴が手に入らない”という学生時代からのトラウマ、それに”これが無くなったら履く靴がなくなるのでは?”という不安と執着心から、(もはや今の日本ではそんなこともないのに)靴がボロボロになっても気にせずに履き続け、そのうえ実際に履けなくなった靴や、履きたくなくなった靴も収納に溜め込んでしまうという状態でした。結局、友人のアドバイスをもらいながら9足の靴を捨てて心底スッキリ!(友人は私の靴を見ては「ボロいな…」と思っていたそう、苦笑。)玄関の収納は美しく整って、見違えるようになりました。ちゃんと履ける新しい靴も補充して、気分もリフレッシュという感じ。 |
2. 手元に残した本当に好きで必要なものだけを使い始めることができる
断捨離を頑張った後に残るものは、自分が本当に好きなもの、心をときめかせるものばかり。そんなものが並ぶ空間に身を委ねるだけで、おのずと気分が良くなるのは、容易に想像できますよね。居住空間とは、自分が毎日生活をする空間。人生で最も多くの時間を過ごすこの場所が、心ときめく素敵な場所ならば、自動的に日頃抱える気分や感情が良い方向に変わっていきます。
また、断捨離は「自分が本当に好きなものは何か」を自分に問い続ける作業でもあるので、自分自身を深く掘り下げて知ることで、徐々にその思考が研ぎ澄まされていきます。
▶︎例えば私の場合、まわりからはボーイッシュな印象で捉えられてがちですが、自分が好きなのは、美しい花柄のテキスタイルだったり、エレガントな白のレース、鮮やかなブルー、グリーン、イエローが好きで、ポイントで赤やゴールドを使うのが好き。香水やエッセンシャルオイル、ルームフレグランスなど、いい香りがするものが好き、、などなど。こういったかたちで、今まではゆるっとしか認識していなかった自分自身を深く理解することで、更に自分の理想に近づいていくことができるのだと実感しました。 |
3. 眠っていた、使いたいのに使えていなかったものを活用し始めることができる
一生取っておきたいほど大好きで、実は激しく心ときめくアイテムを、使うのがもったいないからと言って閉まっておいていませんか?それを取り出しただけで気持ちが高揚する、そんな素敵な物をこれからも閉まっておきますか?人生の時間は刻々と過ぎていくのに、それこそもったいないですよね。断捨離することで、改めて発掘、活用し始めることができます。
他にも、取り出してみたら使えることに気がついた調理道具、空いたスペースに置くことで輝きだした家具、改めて着てみたら自分によく似合うと分かった洋服などなど。新しいものを買わなくても、新鮮な気分になります。
4. 単純に部屋がきれいになるので、気分がスッキリ
片付いた空間ができると、それまで感じていた「なんか散らかっているな」「片付けなきゃ」などの無意識に近いレベルの雑念がなくなるので、思考のスペースも空いたような、ストンと落ち着いた気持ちになれます。
掃除をしやすくなった部屋は清潔にもなるので、更にスッキリといった感じ。ところどころに隙間ができると、なんとなく気持ちの余裕も生まれます。
5. さらに部屋を素敵にしようという意欲が湧いてくる
空間の中に物が溢れてごちゃごちゃしているうちは、「部屋を片付けてスッキリしたい」という意欲は先に湧いたとしても、「部屋をもっと素敵な空間に彩りたい」とまでは考えられないかもしれません。つまり、これは断捨離の後に起こる次のステップ。部屋が片付くからこそ、次のレベルに進むことができるのです。
・空いた壁のスペースに好きな絵を飾ろう
・おしゃれなライティングにしてみよう ・好きな香りのルームフレグランスを購入してみよう ・いつも使っているハンドソープをもっと素敵なものにしてみよう |
などなど、自然とクリエイティブな気持ちになります。
私が好きなのは、ロクシタンのルームフレグランスや、ハンドソープ。繊細な柔らかい香りが作れるのは、フランス企業ならでは。アロマピローミストもおすすめですが、毎日のように確実に使うもの、必ず使い切るものを選ぶのがコツ。そうすることで、無駄なく、しかもアップグレード感を感じることができます。
衝動的な物欲が無くなって、経済的に賢くなる
片付けをすると経済的にも良い効果が得られると言われているのは、どうしてでしょうか?次の4つがその理由として挙げられます。
1. 持ち物の量と自分の幸福度はイコールでないことに気が付く
特に必要はないけれど、「あったら使うかも」「みんなも買っているし」「記念だから」など、ついつい衝動買いしてしまうことありますよね。私も記念になにかと買いたがる癖があったので、気持ちはよく分かります。
しかし、片付けを追求して進めていくうちに気がつくことがあります。「なんでこれ買っちゃったんだろう…。」あなたが家に溜め込んできたものは、実際にあなたをどれほど幸せにしてきたでしょうか?「これを記念に購入したことで幸福感を得たのは、長くても数時間程度だったな…。」
たとえ物が家にたくさんあっても、その分量だけ自分が幸せになれているわけではないことに気付かされてしまうのです。
▶︎私の場合、美術館に行く度に”記念に”ポストカードを購入していました。1枚100円〜150円程度、しかし6枚買うと600円〜900円(+税)にもなります。心から好きな画家や、好きな作品だったら良いものの、「有名だから」「2度と買えないかもしれないから」という理由で何枚も購入していました。後から見返すと、「これ1枚で150円!?大して好きな絵じゃないし、今となっては使い道もない….。」と深く反省。以後はおのずと、本当に好きな作品、実際に部屋に飾る、または誰かに送ろうというものでなければ購入しない事になりました。 |
2. 買ってから捨てるまでのストーリーが思い描けるようになる
断捨離をすると、物を購入してから捨てるまでのストーリーを描けるようになります。購入後の行く末が分かると、買うか買わないかの判断を容易につけることができるようになります。
判断基準としては、流行に左右されたものか、長く使える質・素材か、どんなシチュエーションでどれだけの頻度で使えるか、直ぐに飽きそうか、そもそも本当に好きか、自分の生活を快適にするものか、幸福度をどれだけ持続させてくれるか、捨てる事になる場合はどんな理由か、捨てる手段は何か、全て考慮して総合的に価格と釣り合いが取れているか…などなど、これ以上無駄なものを増やさないために、新しいものを買う時の基準がとても厳しくなります。
購入前にここまで考えると、なかなか新しいものを買おうという気が無くなるものです、笑。しかし、これが物を捨てる痛みを覚えたからこそ備わった”ワザ”なのです。
3. あれも家にあるし、これも家にあるから必要ないと分かる
家にものが溢れていると、なにがあって、なにが無いのか、外出先で分からなくなり、重複して同じもの、または似たようなものを購入してしまう事があります。部屋の整理がつくと、同時に頭の中も整理され、どこに何があるのかが分かるようになるので、それを未然に防ぐ事ができます。
しかし、それだけではありません。特に洋服については、「こんなに素敵なセーターがあるのに、着ていなかったなんて!もったいない!」という発見があったり、「今年も新しいセーターを買おうと思っていたけれど、こんなにたくさんあったら必要ないね」と納得できたり、しかし一方で「セーターはたくさんあるけれど、ボトムスが無い、やっぱりそっちを買い足す事にしよう」と考えを経済的に無駄のない方向へシフトする事もできます。
4. 一度しか使わない、または使用頻度が少ないと分かれば、借りよう、中古にしよう、他の道具で代用しようという気になる
ものを減らすことで、これまで以上に”所有すること”の必要性について自分に問うようになります。所有する必要性と価値は、ほとんどの場合、使用頻度に比例します。一度しか使わないもの、または使用頻度が非常に低いものに、高いお金を払う必要は無いのです。
たとえば、結婚式に招待された際に着るドレス。最近はSNSで写真をシェアするようになったので、同じドレスを毎度着るのも少し気が引けますよね。一度しか着ないのならば、到底レンタルで十分です。
本当の意味で今の自分に合ったものを買い始めることができる
「これが断捨離の醍醐味!」と言っても過言ではないでしょう。断捨離を終えることで、改めて”今の自分”に合ったものを買い始めることができます。
断捨離の提唱者、やましたひでこ先生によると、今の自分に必要のない物を捨てることは、今の自分に必要なものを選び抜いていくこと。”今の自分軸”に焦点をあてて、必要なものかどうか、本当にそれが好きかどうか、これからの理想は何か、自分自身に問い続けるとても能動的な行為。
ものに埋もれて思考停止だった状態から、”今の自分軸”で思考を繰り返すことで、断捨離後は研ぎ澄まされた状態で、衝動的ではない、本当に欲しい物を買い足していく事が出来るようになります。溢れかえっていた、使えない、または気に入らないものの代わりに、今の自分に合った物を購入していけるので、前向きな気持ちになり、明らかなアップグレード感を得る事ができます。
新しい情報が自然と手に入るようになる
片付けをした事で、新しい情報がスムーズに流れ込んでくるような感覚がし始めたのは、自分自身も驚いた、意外な効果でした。
まずは机周りがスッキリして、物理的にゆったりとしたスペースができたので、パソコンがとても使いやすくなり、これまで以上に気軽に机に向かい、情報にアクセスできるようになりました。とにかくゴチャゴチャしていないので、集中できる!環境を整える事の必要性を改めて認識しました。
他にも、今まで以上に情報が流れ込んでくるのは、下記のような発想が生まれ始めるということも要因としてあると思います。
・キッチンが広く使いやすくなったから、新しいレシピに挑戦してみよう
・欲しかったのに置き場所の問題で買えていなかった電気圧力鍋を購入してみよう ・そのうち使おうと閉まっておいていた化粧品サンプルを使ってみよう ・残ったお気に入りの服をさらに今っぽく着こなすにはどうすればいいんだろう?トレンドをチェックしてみよう |
古いものが部屋に詰まっていると、気に入らなくても、なんとなくそれでなんとかしようと考えてしまうもの。思い切って捨ててしまう事で、新しい風を自分の中に吹き込んでいきましょう!
いかがでしたか? – まとめ –
身の回りを片付ける事で得られる効果は、
- とにかく新鮮な気持ちになれる
- 衝動的な物欲が無くなって、経済的に賢くなる
- 本当の意味で自分に合ったものを買い始めることができる
- 新しい情報が自然と手に入るようになる
以上が断捨離を実践してみて個人的に感じた、断捨離が心理的、経済的、またスピリチュアルにも前向きな効果があるとされている理由でした。
次のレベルの自分に向かっていきたいあなたに、大きなエールを!
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