業界人が語る、食品メーカーに勤めて良かった！【メリットについて】

こんにちは、食品業界の人、ゆみきーちです（･∀･)つ

これまで食品メーカーを2社経験しました。

そこで共通して「食品業界、好き❤」と思えた事を３つ紹介します。

航空業界から、国際物流、様々な業界で勤めましたが、他にはなかった”食品メーカーだからこそ”の楽しみがあります。

食品メーカーに勤めようかな、どうしよう？

食品メーカーに入ると、どんな楽しいことがあるんだろう？

こんな疑問を持つ、これから「食品メーカーに入ろうかな」と考えている方には是非参考にしてもらえると嬉しいです。

自社の商品が割引される、または商品研究の為にほぼ使い放題
食品業界同士の繋がりがあるので、どこからともなく食品をもらう
食べるのが大好きな人たちが集う場所
まとめ

自社の商品が割引される、または商品研究の為にほぼ使い放題

最初に勤めた企業には、社員割引制度がありました。自社の商品が大好きだったので、月一くらいは注文していましたし、なんでも試しました。好きすぎて、家族や従妹、友人にも試してもらいたくて贈ったりしていました。それに賞味期限間近の商品は、社員が自由に持ち帰ったり、ランチタイムにみんなで食べたり使ったりしました。

もう一つの企業では、仕事柄、試して客先に上手く良さを伝えなくてはならないこともあり、商品研究のためには自由に持ち帰れる環境でした。もちろん、サンプルに使ったものの残りなども持ち帰って家で使うことができます。ここでも、自社商品が大好きすぎる私は、とにかくいろいろ試して商品の知見を広げることに勤んだのでした。

おすすめとしては、自分の大好きな商品を製造している食品メーカーを選ぶこと。そうすることで、自分の好奇心を強く刺激できて、日々の楽しみが増えるのではないでしょうか。

※企業や配属先の部署によって違いはある点ご留意ください。

食品業界同士の繋がりがあるので、どこからともなく食品をもらう

食品メーカーにいると、仕入れ先や取引先も食品メーカーだったり、もちろん周りのライバル企業も食品メーカー、ライバルではなくとも、とにかくまわりは食品業界の人たちだらけ。そうなると自然と流れてくるものは食品ばかりになります。

最初に勤めた企業では、毎日のように他の企業から頂いたお菓子が社員に配られました。もちろん勤務中にお菓子を食べていても注意されることなどありませんでしたし、お菓子やお茶をいただきながら業務することは普通の事でした。なぜなら、そこから様々な発見があり、生まれる知識があるから。イベントごとに頂いたおやつを社員みんなで食べたり、感想を言い合ったりと、本当に楽しい時間でした。

次の企業では、訪問した先の企業の製品を頂いたり、取引先との商談後に余った商品を大量に頂いたり、他社商品を企業研究のためにみんなで試食したりと、とにかく貰ったり、試したりする機会が度々あります。他社の未発表商品をいち早く知ることができるのも楽しいですし、ライバル社の商品を自社のものと比較してみるのも興味深い。改めて、食品メーカーは食を追究する企業なのだなと思わされます。

極めつけは、展示会。展示会に参加、または見て回るだけでも楽しいのに加えて、最終日の終了時間には、出店者同士、周辺ブースと物々交換することがあります。これも企業によりますが、持ち帰るよりも、配って試してもらった方がコスト安になる場合が多いので、よく行われています。

食べるのが大好きな人たちが集う場所

当然かもしれませんが、食品メーカーに飛び込んでくる人は、食べる事が好きな人・興味がある人が圧倒的に多いです。「なにかどこかに美味しいものないかな？」を常に探している人たちばかりなので、食べ物が好きな人にとっては、仲間が多いと思えるかもしれません。

とにかく食に対する知見が広い人たちが揃っているので、「こんな美味しいお店があるから行ってみよう」とか「こんな商品見つけた、すごい！」など、自然に食についての情報が入ってくるのが楽しい。基本的に食べ物の話で盛り上がります。社内でも、「うまいよね～、いいよね～、わかる～」なんて会話が頻繁に飛び交います。これが一番楽しい！たくさんのグルメ師匠に出会えるでしょう、笑。

他の業界も知っている自分が個人的に感じるのは、これは本当に食品業界ならではで、経験上、他ではほとんどありませんでした。他業界では、なにしろあまり食の話になりません。しかし、もちろん他の業界には他の業界ならではの、別の楽しみが存在するでしょう。