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【学べる】食品に関するおすすめドキュメンタリー映画3選

こんにちは、ゆみきーちです (*゚∀゚)っ

今回は「食べるの大好き!」「甘いものとコーヒーはもっと好き!」な、皆様にぜひ一度観てもらいたいドキュメンタリー映画を3つ紹介したいと思います。

知ることは自分の視野を広げること。

少し前に公開されている映画なので、「もうとっくに観たよー」という方も「知らなかった、まだ観てないよー」という方も、改めて興味を持ってもらえると嬉しいです。

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『フード・インク』(Food, Inc)

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合理的で資本主義に重きが置かれているアメリカ社会の、最も恐ろしく、絶対に日本が真似してはならない、現実がドキュメンタリーとして納められています。食品の安全をテーマにしたドキュメンタリー映画。

経済的強者が、倫理や道徳を無視して、お金によって突き動かされ続けた末路がこれ…(涙。

もう10年以上も前の作品、現在はもっと問題が深刻になっていることが予想されます。

作品のポイント:

・大手企業である生産側にとって、もはや食品は食品ではなく、工業品。

・業界の強者と弱者は明確。強者は弱者に選択肢を与えないよう仕組みづくりをしている。お金となれば政府や司法ぐるみ。

・資本主義は必ずしも正解ではない。あらゆる学問が発展しているアメリカにおいて、最も優先されているのが資本主義の原理であり、それが人間や社会にとって良いかどうかは全く考えられていない。

・それでも、まともな考え方の人が少数派でも存在することがせめてもの救い。

・アメリカから食肉などの食品を輸入している日本にもかなり関係している現実

作品中に出てくる、ベトナム戦争で使われた枯葉剤を作った企業である種子会社、モンサント。彼らが遺伝子組み換え大豆やコーンを開発し、その遺伝子組み換えコーンを原料に作った糖類は、日本のスーパーで販売されているお菓子の大多数に使われています。

このドキュメンタリーは、家畜を取り扱う様子に目を覆いたくなるシーンがしばしばありますが、そこをあえて見せているのが良いと、個人的には思っていて、なぜなら、人間が他の動物の生命を奪って食にしているという事が、まぎれもない真実であり、そこは食品を取り扱ううえで絶対にすっ飛ばしてはいけない部分だと思うからです。それこそが食育であり、食に深く感謝する理由だと思うのです。

とはいえ、いろいろと知りたくない方もいるかもしれません….

アメリカ産の食品がどう生産されているのか、詳しく知りたい方にはかなりおススメです。

現状を踏まえて一つだけ言えるのは、

日本の食品における明るい未来を守る為には、我々消費者が賢くなり、能動的な選択をしていくことだけ(´Д⊂)…

是非一度ご鑑賞を!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)

学び:食についての知見を広げること、そして生命を犠牲にして食卓に着いた食物に、常に感謝する事が大切!

『あまくない砂糖の話』(That Sugar)

『あまくない砂糖の話』(That Sugar)

オーストラリアやアメリカでは加工食品中の糖質量が深刻に多い、、とりわけアメリカでは、とにかくビリビリに甘い… 。日本はまだ、そこまで甘すぎるものを好まない傾向があるけれど、糖尿病患者数は年々増加傾向にある。監督自身が人体実験の被験者として、糖質を過剰摂取し続ける生活を送るとどうなってしまうのか実験、また様々な視点で糖質の毒性を考え、ドキュメンタリーに収めた映画。

一部の健康志向者層を除いては、驚くほどにその毒性、依存性について語られることが少ない。

是非多くの人に見てもらいたい作品。

作品のポイント:

・糖質は、健康食品とされている商品も含め、ほとんどの加工食品に含まれている。しかも大量に。(オーストラリア、アメリカでは特に)

知らぬ間に大量に摂取している糖質によって、心身共に人体は深刻に蝕まれ、糖質依存に至っている。

・そもそも糖質の危険性が語られぬよう、巨大企業によって社会はコントロールされてきた。

・甘くすればするほど売れる為、人々が好む極限のラインまで甘くして商品は開発されている。

食の教育無しに健康な食事を目指すことは非常に困難。

今まで人類は、自然から得た食物をそのまま調理して食べてきた。しかし、今は美味しくて手軽に口に運べる加工度の高いものの方が、安く簡単に手に入れられるようになった。この世の中において、自分達の健康を守るための食の教育は、今まで以上に重要度を増してきたと思う。

親が食について無知であれば、家庭内において子供に教育することもできない。食について知らない子供達は、それがゆえに病に苦しんでしまうかもしれない。映画中のアボリジニ民族の子供たちのように…。

日本ではまだ、ダイエット=カロリー控えめという考え方が先行しているように思える。摂取カロリーよりも、そのカロリー内にどんな栄養素を取り入れたかを重要視した方が良い。摂取カロリー内の栄養素がほとんど糖質だったとしたら、カロリー計算など、本末転倒になってしまう。

こちらも是非一度ご鑑賞を!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)

学び:加工食品を購入する際は必ず裏面を見て、原材料表示を確認しよう!原材料表示で糖類の表示順位が早いほど糖質保有量が高い。体を蝕む糖質の過剰摂取に注意しよう!

『美味しいコーヒーの真実』(Black Gold)

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こちらももう10年以上も前の作品なので、現状が少しでも改善されていることを願うばかり。

エチオピアのコーヒー農家の貧困と、不平等な貿易取引の実態を全世界に伝えた、素晴らしいドキュメンタリー映画。

この映画をきっかけとしてコーヒーのフェアトレードに対する世界の関心が高まったと言って間違いない。

日本人も大好きな、私も毎日飲んでいるコーヒーが、どうやって育てられて、どのように値決めされているのか?興味ある方はぜひ映像で、エチオピアの人々の生の声を聞いてみてほしい。

この映画の良いところは、全てコーヒー産業関係者、貿易組織の口から、当然のように語られた内容を通して、真実が徐々に浮き彫りになっていくところ。

エチオピアの国民と欧米の人々の生活対比に、とても心苦しくもなる…。

作品のポイント:

・結局、発展上告に搾取されている。

・労働量に対して平等な購入額で貿易を推進すれば貧困は解決する。しかし、WTOはそれを容認しなかった。参加人数の比率から言っても、途上国代表は圧倒的に不利。

・援助は本質的ではなく、表向きのもの。

・エチオピアのコーヒー農家の人々は、非常に真面目であり、真剣に国や子供たちの将来を考えている。自分達が無知であることや、援助される側にある事に対して強いコンプレックスを持っている。

強いものが支配し、弱いものが支配された場所で苦しむ。ここは”弱肉強食の世界”と言ってしまえばそれまで。しかし果たして、我々人類は弱いものから搾取するために生まれてきたのであろうか。私たちが文明を作り上げてきた過程は、いつの時も人々がより平和に生きていくためのもだったはず。

日々の生活をただ過ごしていると、日本と他の国は繋がっていないような気持ちになってしまう。特にアフリカは物理的にも日本から遠い国。豊かな国に住む我々の、想像を超えた貧困がそこにあり、我々と同じように、親は子を思い、国の将来を考えて、今日も自分たちができる精一杯で生きているのだ。

あらためて、フェアトレード製品を選んで買う事は非常に大切なことであると感じました。

是非ぜひ一度ご鑑賞を!(=゚ω゚)人(゚ω゚=)

学び:どんな農産物も、誰かが一生懸命作ったものであることをいつも忘れないようにしよう!

 

♡おまけ♡

「あー、エチオピアのコーヒー美味しそう…」ということで早速フェアトレードのエチオピアコーヒーを飲みに行くことに❣ 自家焙煎をしているコーヒー店へ行ってきました。(´∀`)

酸味が少なく、ほど良い深みにフルーティーな香り…うまぁ(´∀`*)

何かの作品からインスパイヤされて行動してみるのはすごく楽しいですよね( ´∀`)つ

 

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